2014年にアメリカで公開された殺し屋の復讐劇を描いたアクション映画『ジョン・ウィック』。『スピード』や『マトリックス』など不動の名作でスターとしての地位を確立したキアヌ・リーブス主演兼・製作総指揮。
作品情報
制作国 | アメリカ |
ジャンル | アクション |
日本公開日 | 2015年10月16日 |
監督 | チャド・スタエルスキ |
キャスト | キアヌ・リーブス、ミカエル・ニクヴィスト、アルフィー・アレン、エイドリアンヌ・パリッキ、ブリジット・モイナハン、イアン・マクシェーン、ジョン・レグイザモ、ウィレム・デフォー |
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ストーリー
ネタバレを含みます。これから作品をご覧になるという方はご注意ください。
伝説の殺し屋としてその名を轟かせたジョン・ウィック。彼は愛する女性ヘレンに出会い、裏社会とは縁を切って平和な日々を過ごしていた。しかしヘレンは病で死に至り、ジョンは生きる希望を失う。そんなジョンの元に荷物が届く。差出人はヘレン。どうか愛情を失わぬようにと夫を想って用意していた、子犬の姿がそこにあった。ジョンはデイジーと名付けられたその犬と共に生きていく決心をするのであった。
ジョンは愛車のフォード・マスタングをひょんなことから柄の悪い連中に狙われる。家に忍び込まれ、ボコボコにされ、愛犬を殺され、愛車まで盗まれる。全てを失い、怒り狂うジョンは、封印したはずの殺し屋ジョン・ウィックを解放させ、復讐を誓うのであった。
一方ジョンの仇となった輩は、一大勢力であるロシアンマフィア・ヴィゴの息子、ヨセフであった。かつてのパートナーであり、ジョンの恐ろしさを知るヴィゴは穏便に済ませようとするもののうまく行かず、やむなく息子を守るためにジョン抹殺を目論む。ジョン宅を襲わせた暗殺部隊は返り討ちにされ、ヴィゴはジョンに200万もの懸賞金を懸け、殺し屋達を利用して暗殺を目論む。そこにはかつてのジョンの仲間であるマーカスもいた。
ジョンは殺し屋の集うコンチネンタルホテルに単身乗り込み、オーナーであるウィンストンからヨセフの居場所を聞き出す。レッドサークルというナイトクラブへ乗り込み、ヨセフの護衛達と戦闘になるもこれを撃退。しかしジョン自身も怪我を負い、ヨセフを逃してしまう。ジョンはホテルに戻ると女殺し屋・パーキンズに寝込みを襲われる。しかし友人であるマーカスの助けによって間一髪、命拾いをし、戦闘の末に迎撃に成功するジョン。更にヴィゴの隠し遺産の場所を聞き出したジョンは、パーキンズを顔馴染みであるハリーに任せて目的の教会へと向かう。パーキンズは拘束を逃れ、ハリーを殺害。
ジョンは教会で隠し遺産を焼き尽くし、ヴィゴを誘い出す。やってきたヴィゴの部隊と戦闘、奮戦するも返り討ちに遭い、拘束されてしまう。ヴィゴの拷問に遭うジョン。そこへマーカスの狙撃によって脱出に成功し、今度は逆にヴィゴを追い詰め、ヨセフの居場所を聞き出す。ヨセフの隠れ家に移動し、護衛もろともヨセフを仕留めることに成功するジョン。しかしパーキンズによってマーカスの裏切りを知ったヴィゴは彼を襲い、拷問し、殺害する。それをジョンに知らせ、パーキンズが迎え撃つ手はずだったものの、彼女は掟を破った(ウィンストンホテルでは殺しの仕事はご法度)代償としてウィンストンより粛清を受け、殺される。そしてウィンストンからヴィゴの動向を知らされたジョンはヴィゴを追い、ヘリポートへ向かう。カーチェイスの末に手下を一蹴し、ジョンとヴィゴの一騎打ち。
肉を切らせて骨を断ち、重症を追いながらもヴィゴを倒し、ジョンは近所にあった動物病院で自ら応急手当を施し、そこから一匹の犬を連れ出す。犬と共に夜の闇へと消えていくジョンなのであった。
『ジョン・ウィック』感想
素人にボコられる伝説の殺し屋
伝説の殺し屋である筈のジョン。しかし素人に自宅に忍び込まれ、それを微塵も察知できず、更には不意打ちにあうという、うっかりさんである。
ジョン、お前は刀を手元に置かずに熟睡してしまう武士か。
お茶目な伝説の殺し屋である。
ラストバトルはマーカスかパーキンズとの決闘かと序盤に予想するも、二人ともあっさり倒れ、まさかのヴィゴとの一騎打ち。ヴィゴ、お前そんなに強かったんかい。
何故に互角に戦える。
現代格闘技満載のガンフー!
また、銃(ガン)とカンフーを合わせて【ガンフー】と呼ばれる独自の戦闘術という設定だが、アクションシーンは現代格闘技でお馴染みの技満載なのは楽しめた。
肩車、巴投げ、大外刈り、払腰、内股、背負投、アームロック、カドワキスペシャル、飛び十字、送襟絞、送り足払い、小手返し
キアヌが武道や柔術が好きなのは有名だがそんなに必要か?ってくらいもりこまれている。格闘技好きとしては楽しめる要素ではあったけど・・・。
ガンフーとはまとめ
如何にカッコよく銃を打てるかという技術と、柔道と柔術を組み合わせた、超スタイリッシュ殺人術なのである!
終わりに
「突っ込みどころ満載の愛すべきB級映画」という印象を持った。アクションもどこか切れがなくて目新しさもそんなにない。でもなんか頑張っているジョンがどこかお茶目でかわいい。キアヌ萌えである。息抜きに頭空っぽにして観られる映画としてはいいんじゃないだろうか。
以上『ジョン・ウィック』の感想記事でした。
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