マウントから腕十字を極める方法をイラスト満載で解説。
具体的に解説していることは以下の2つ。
- マウントからの腕十字のやり方
- シンプルな打ち込み練習法
GIFアニメーションで動きのある絵を使っているから理解しやすいはず。
ちなみに腕十字の基本に関しては、本記事とは別に以下にまとめてある。こっちも参考にしてね。
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【腕十字の基本とやり方】初心者向けにイラストで解説
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マウントからの腕十字【基本的な流れ】
オーソドックスなやり方を解説するよ。
膝で脇を開かせる
マウントから、相手の脇を膝で刺すように体を前方へスライドさせ、同時に極めにいく腕を抱える。
実際、すんなりとは脇を開かせてくれない。スパーリングや試合であれば絞めなどで意識をそらす必要がある。
けど動きに慣れない内はあえて手を出してもらって反復練習しよう。
S字の格好になる
片方の足をあぐらをかくような感じで前に投げ出す。極めにいく腕の対角にある足ね。
もう一方の膝を相手の後頭部にくっつけてS時の形をつくる。
足は常に隙間なく相手に密着させるよう気を配ろう。ゆるいと極まらない。
体重をかける場所は横隔膜がベスト。みぞおちのちょっと上あたりね。ピンポイントで乗っかると下はかなり苦しい。
腕を極める!乗ったままでも後ろに倒れてもOK!
頭を跨ぐ。手をつくとバランスをとりやすい。
そのまま上に乗った状態で極めても良い。ポイントは相手の足の方向へ体を反ること。
倒れ込んで極めてもOK。
よくある腕十字の失敗パターン
起き上がられる
後ろに倒れながら跨ごうとすると大抵そうなる。しっかり両足で挟んでから倒れるのが基本。
あえて起き上がらせておいて三角絞めを仕掛けるパターンなどもある。
腕を抜かれる
両足による固定が甘いと腕を抜かれて逃げられる
まあ上で極めるのがやっぱ安定するよね。
ちなみに、腕十字の逃げ方については以下の記事を参考にして頂きたい。
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【腕十字の逃げ方】2種類のエスケープ方法をイラストつきで徹底解説
腕十字のオススメ打ち込み練習法
腕十字の反復練習法だよ。
動きは簡略化されているけどテンポよく繰り返すことで基本的なムーブが身につくのだ。
打ち込みなので手は伸ばしておいてもらおう。取りやすいようにね。
- 腕を抱えつつ相手の胸に両手をあてる
- それを支点にして体を90度回転させる
- 腕を抱えたまま倒れ込んで極める
最初は横回転がスムーズにいかなかったりするけど繰り返す内に慣れる。
イメージはこんな感じ。両手を支点にしてくるくるくる~。体操ですな。
まんま再現するのは難しいけど、こんな動きに慣れると腕十字もスムーズになるよ。
終わりに
どんな技もそうだけど、スパーリングや試合などのガチの動きの中で極めるのは簡単ではない。
また、腕十字だけうまくてもやっぱり極められない。いくつかの技と併用して狙っていくのがセオリーだ。全く技を知らない相手であればまだしも。
まあ何はともあれ、まずは反復・継続あるのみですな。楽しんでいきましょ!
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